最近、歩いているときに足が前にでない
足が上らないし、地面を擦るように歩いちゃう
躓いて、転びそうになることもあって怖い…
年を重ねると足が前に出づらいと感じている人も多いでしょう。原因は関節の可動域が狭くなってスムーズに動かくなるためです。
足があがらない時にやって欲しいことは、簡単なストレッチと筋トレです。どちらも短い時間で出来るので続けやすいのでチャレンジしてみてください。また、もしかしたら病気の可能性もあるので注意してください。
足が上らないのは病気の可能性も
足が上らないのは病気の可能性があります。考えられる病気は脳や神経系の病気、筋肉や骨の病気です。
脳や神経系の病気
脳梗塞、脳出血、くも膜下出血など
末梢神経障害
腓骨神経麻痺
脊髄炎/脊髄証
筋肉や骨の病気
変形性関節症
頚椎疾患
気になる方は病院を受診することをオススメします。病気の詳細については以下のページで紹介しています。
足をスムーズに上げられるようにする
足をスムーズに上げられるようにするには、1.関節をやわらかくする。2.筋トレをする。この2つです。
筋肉量は加齢で落ちていきますが、実は筋肉組織は加齢でも大きく減少することが少ないと言われています。つまり、年をかさねても筋肉を鍛えることができます。
参考記事:90代のユーチューバーはいるのか?気になったので調べてみた
65歳から筋トレを開始した90歳のマッチョな女性の動画です。それでは、実際にどうやって足をあげられるようにしていくのか紹介します。
股関節のストレッチ
足のつけ根の股関節は足を前に動かす時に重要な働きがあります。関節は年を重ねるとスムーズに動きづらくなり、足が上らない原因の一つと考えられます。
朝起きた時や寝る前に、ベッドや布団で膝を抱えるようにお腹の方に持っていきます。
片足ごと10秒ほど毎日やるだけで、足のつけ根がスムーズに動くようになります。ただし、痛みがある場合、前述した変形性関節症(へんけいせいかんせつしょう)という病気の可能性があります。
ストレッチをして痛い場合は整形外科を受診しましょう。
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足首のストレッチ
足首も歩くときにスムーズに動くために必要な関節です。足首が固くなると躓きやすくなり足が上りづらくなります。
股関節と同様に毎日のストレッチをして、関節がスムーズに動くようにしましょう。
足回しをやってみると、回りづらい方向があると思います。「回りづらい=関節が固く」なっている証拠。毎日少しずつやってみよう。
下半身とお腹の筋トレ
太ももとお腹は足をあげるときに使う重要な筋肉です。そこに背筋も加わり人間は歩くことができます。
気をつけたいのは日々の運動量が減る → 筋肉の繊維が細くなる → 足腰の筋力低下 → 脚が上がらない といった悪循環になること。
太もも・腹筋・背筋を鍛えることでスムーズに歩く筋肉を手に入れることができます。筋肉は年を重ねても成長します。少しずつ運動していきましょう。
上の画像は簡単なもも上げ運動を紹介しました。簡単そうに見えても、実際にやってみると結構きついですよ。自分のレベルに合わせてやっていきましょう。
いきなりのスクワットは膝と腰を炒める可能性があるのでオススメしません。
まとめ
今回は、足が上らない原因と3つの対策を紹介しました。
病気の可能性もありますが、関節が詰まって、筋力が低下していることで歩きづらい人もいます。
歩くことは健康のパラメーターと言われています。関節のストレッチと筋トレを毎日少しやるだけで、体は変わります。健康でいるために参考にしてみてください。