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介護の知識

在宅介護は孤独?孤独を感じたときにやってほしいこと

介護をしていると周りから理解されず、孤独を感じてしまう人がいます。

孤独を感じしまう原因の多くは、介護の大変さが分からない、家族なのに介護に無関心、被介護者からも感謝されないの3つが多いです。

特に在宅介護では、被介護者と接する時間が多くなるので、介護をメインでやっている人の精神的・肉体的ストレスは計りしれません。

今回は介護で孤独を感じてしまう原因を掘り下げながら、大変さや孤独を感じた時の対処法を紹介していきます。

在宅介護で孤独を感じてしまう原因

介護者と近い在宅介護では特に精神的・肉体的ストレスが増える傾向にあります。

在宅介護で孤独を感じてしまった人の意見を集めて以下の3つに分類してみました。

周りが介護の大変さを理解できないケース

孤独を感じてしまう原因の1つに周りが介護の大変さを正確に理解してくれないということがあります。

「介護はなんとなく大変」と思っている人も、実際に介護をしてみないとその大変さは分かりません。

また、介護レベルや被介護者の身体レベルにおいてかなり差が生まれることも周りとの認識がずれてしまう要因の一つになります。

例えば、認知症と認知症予備軍の被介護者では、暴力をふるったり声を荒げてしまう人が居る一方、おとなしい人もいます。

このように介護を経験していても、介護の内容やレベルによって経験したことが変わります。介護を経験していない人にとってはイメージでしかない介護を理解することは非常に難しいのです。

人によって「介護=大変」のレベルが違うので、どうしても第三者目線で大変さを共有することが困難になってしまいます。

家族なのに介護に無関心で手伝いがない

一緒に介護をするべき家族が介護の手伝いを全然してくれないケースも在宅介護で孤独を感じてしまう人が多いです。

厚生労働省のデータによると、介護をする人の性別は女性が約7割:男性が3割。介護者は配偶者25.2%、子供21.8%、子の配偶者9.7%。

要介護が上がれば上がるほど、終日介護をしている人が増え、要介護4では45.3%、要介護5では54.6%がほとんど終日介護している状況です。

介護レベルが上がれば上がるほど、一人では面倒が見切れないが、家族が手伝ってくれないことには負担が大きくなってしまいます。

しかし、配偶者の介護をする場合、配偶者の兄弟がいなれば自分一人で介護をすることになります。

子供の場合は、兄弟姉妹がいないで一人っ子だと介護は一人です。

子の配偶者が面倒を面倒を見るのは自身の生活でいっぱいっぱいになっている現代は相当難しいでしょう。

兄弟や家族がいるのに一人で介護をするケースもあり、孤独を感じてしまうのも理解ができます。

介護をしていても感謝されず、当然という態度をとられる

介護をしていて肉体的にも精神的にも参っているにも関わらず、ねぎらいの言葉もなく、愚痴や不満、そして面倒を見るのは当然と考える人もいます。

介護をしたいと思っている人は、介護をしたくないと思っている人よりも当然少ないです。

介護をされる側は「今まで面倒見てきたんだから、介護して当然」や「親の面倒はみるのは当然」と考えている人も少なくありません。

もちろん、介護者との関係をうまく構築していて感謝の言葉を伝えてくれる被介護者も多いです。

介護をされて当然と考え、こういう悩みを周りに理解されず、打ち明けられない人は孤独を感じてしまいます。

精神的に追いやられ、肉体的にも疲弊し、共倒れなんてケースも考えられます。

> 在宅介護に疲れた時は「共倒れ」しないように自分を大切にすること

在宅介護で孤独を感じてしまう時の対処法

介護中に孤独を感じてしまう大きな原因3つを見てきました。

孤独を感じてすべてを投げ出したくなる前に、以下の対処を検討してみてください。

介護スキルの上達

基本的な介護スキルを勉強することで、今まで介護で悩んでいたことが解決するケースがあります。

例えば、ベットから体を起こす際、自分と相手の力を利用して起こす方法や食事についての勉強です。介護で気をつけるポイントなども再度確認できるので介護の効率化を図るヒントになりえます。

介護職に就こうとしている初心者向けの資格は現在介護をしている人におすすめです。

その中でも「介護職員初任者研修」が総合的に学べておすすめです。

私は親の面倒を見ているときに資格の本ではありませんでしたが、介護の本を1冊読むことで色々発見がありました。介護の知識をつけることで、やるべきことが明確になり肉体的疲労が減ったのを覚えています。

例えば、以下の本とかでも読み易いのに勉強になります。

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相談できる人を見つける

介護スキルと身につけても孤独が解消されることに繋がらないこともあります。やはり孤独を解消する一番の方法は、話を聞いてくれる人を身近につくることだと思います。

悩みやストレスを抱えた時に話を親身に聞いてくれる人がいるだけでも、心が晴れることがあるからです。

同じような悩みを抱えている人がいることで孤独を感じづらくすることが出来ます。

そこで、我々介護食Zでは試験的ではありますが、介護のお困りごとや絶望感・やるせなさを聞くサービスを実施しています。

具体的なアドバイスは出来ないかもしれませんが、話をすることで心が軽くなれば、と思いこのサービスを開始しました。

我々としても商品開発の際に、実際に介護を行っている人の意見を基にいい商品を作りたいと考えています。無料ですのでお気軽にご利用ください。

孤独を感じた時にやらない方がいいこと

孤独を感じた時は少しでも、「話を聞いてくれる人を見つけること」と「介護スキルを上げること」をオススメしました。

孤独を感じたときにやりがちですが、やらない方がいいことをここでは説明します。

むやみに介護サービスを活用する

介護サービスを利用することは非常にオススメです。

むやみに介護サービスを利用することをオススメする記事が多いですが、「ある程度お金があり、仕事を続けられる状態なら」介護サービスを検討するべきだと考えています。

現代は老老介護と言われ、65歳以上の方が介護する状態にあります。

親の介護が終わっても、次に自分が介護される側に回る可能性もあります。そうなると親の介護などで出費がかさみ、自分の生活や介護の方にお金が回せなくなってしまうのです。

そうならない為にも、介護サービスの吟味と費用を計算し、ある程度自分たちの介護費に回せるように資金管理をする必要が出てきます。

そのためにも、65歳以上でも働ける(アルバイトでも可)場所を作ることは大切ですし、仕事を通し頭と体を使うことは健康を維持することにも繋がります。

法改正も進んでおり、年金と給与併せて28万~47万の間なら、年金も停止されません。「ある程度お金があり、仕事を続けられる状態」であるなら介護サービスを利用することは非常におすすめだと考えます。

逆に全く仕事が出来ず、親の介護につきっきりな状態なら介護サービスを利用し、働いた方がいいということにもなります。

今後ますます、お金の問題で増えていくであろう在宅介護。

仕事をしながら自分たちが介護されても大丈夫な逃げ道を作っていくことが大切です。

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