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若者の誤嚥予防ガイド!健康と安全を守るためのポイント

まだ若いのになぜか食事がむせる

誤嚥って年取った人がなるんじゃないの?
なにかの病気かな?

 若い人でも誤嚥しやすい人が増えてきています。

「 食事を急いで食べている 」、「 口腔機能の低下(噛む力・飲み込む力の低下) 」、「 ながら食事 」、「 食事の姿勢が悪い 」など様々な理由が考えられます。

 誤嚥をすることで誤嚥性肺炎などの病気になるので注意が必要です。原因を特定して早急に改善した方がいいでしょう。

若者の誤嚥とは何か?

 誤嚥とは、本来は食物や液体が胃へと進むべき消化器官の経路を外れ、誤って気道に入ってしまうことを指します。

 気管や肺に異物が入り込むことで、誤嚥性肺炎などの合併症を引き起こす可能性があります。

 若者でも誤嚥のリスクが増加しています。忙しい生活や慢性的なストレス、食事中の不注意などが誤嚥の原因となります。

若者が誤嚥しやすい要因は?

 若者が誤嚥になりやすい要因はいくつかあります。

 まず、若者は食事の時間を十分に取らずに急いで食べることが多く、咀嚼や飲み込みの過程が十分に行われないことがあります。

 また、食事中にスマートフォンやテレビなどの刺激に集中するため、食べ物に注意を払わないことがあります。

 さらに、日々の疲れやストレスにより食事中の不注意が生じていることも考えられます。

 

コロナによる口腔機能の低下

 私はコロナになって、後遺症の影響で飲み込む力が低下しました。食事は誤嚥しやすくなり、食事をしていなくても喉に痰が残っている違和感がありました。

 若い人で誤嚥しやすいのは、もしかしたらコロナの後遺症化もしれません。

なぜコロナになると誤嚥しやすくなるのか?

 症状による食欲不振
 コロナ感染症による症状や体調の悪化により、食欲が低下することがあります。食事量が減少すると、口腔の筋肉や嚥下機能の衰えが生じる可能性があります。

 疲労やストレス:
 コロナウイルス感染症の治療や回復には時間がかかる場合があります。その間、患者は疲労やストレスを抱えることがあります。疲労やストレスは口腔機能にも影響を与え、食事の嚥下や口腔衛生の維持に困難を生じさせる可能性があります。

 もし、コロナの後遺症を疑うなら、早めに口腔外科を受診することをオススメします。

若い人も注意!誤嚥のリスクを理解しよう

 若いうちから誤嚥するということは、年を重ねた時に誤嚥性肺炎などになるリスクが上るので注意が必要です。

健康への影響と誤嚥リスクの関係性

 誤嚥は若者の健康に様々な影響を及ぼす可能性があります。

 一度の誤嚥が繰り返されると、食道や胃に炎症が生じるリスクが高まります。

 また、誤嚥による合併症として、誤嚥性肺炎や栄養不良、体力の低下などが挙げられます。これらの問題は若者の日常生活や将来の健康に大きな影響を及ぼす可能性があります。

誤嚥による合併症とその重要性

 誤嚥による合併症は軽度から重度まで様々な症状を引き起こす可能性があります。

 誤嚥性肺炎は特に深刻な合併症の一つであり、肺の感染や炎症を引き起こす可能性があります。

 高齢者の場合、誤嚥性肺炎になった場合の死亡率は2年以内で50%で。これはガンよりも高い死亡率です。

 また、栄養不良や体力の低下も誤嚥による影響の一つです。十分な栄養を摂取できず、体力や免疫力が低下することで、日常生活や学業、仕事にも影響が及ぶ可能性があります。

若者の誤嚥予防のためのポイント

 若者の誤嚥予防のためには、食事における注意点と具体的な対策が重要です。

ゆっくりと咀嚼して食事する

 食べ物をしっかりと咀嚼し、口の中でよく混ぜることが重要です。

 食べ物を飲み込む前に適切にかみ砕かれ、食道に正しく移動させることができます。

 急いで食事をすることや食事中の他の活動に集中することを避け、食べ物にじっくりと向き合いましょう。

姿勢を整える

 食事をする場所や姿勢にも注意が必要です。安定した状態で座り、食事に集中できる環境を整えましょう。

 立ち食いや歩きながらの食事は、誤嚥のリスクを高める可能性があります。

 食事時間をゆっくりと取り、落ち着いた状態で食事をすることが大切です。

食材を小さく、柔らかく

 特に硬い食材や大きなかたまりの食べ物は誤嚥のリスクが高まります。

 食材を適切に切り分けたり、柔らかく調理したりすることで、食べやすさと安全性を確保しましょう。

 また、口の中に入れる食べ物の大きさにも注意し、一度に大量の食べ物を口に入れないようにしましょう。

食事とスマートフォンの同時利用を避ける

 食事中にスマートフォンやテレビを見ることは、食べ物に注意を払わず、誤嚥のリスクを高める可能性があります。

 食事時間は食べ物に集中し、味わいながら摂ることが大切です。

 特にスマートフォンを見ながらの食事は顔が下を向いてしまうので、喉が狭まっている状態での食事になるので注意が必要です。

嚥下トレーニングの重要性と具体的な方法

 若い人でも誤嚥になる原因と対策をみてきました。

 ここでは、実際にどうすれば誤嚥しないようにできるのかを紹介していきます。

口やあごの運動

 口を開けて舌を上下左右動かしましょう。喉の下の当たりが動いているのが分かると思います。

咽頭の筋肉を鍛える

 咽頭の筋肉を鍛えることは、飲み込みの力を向上させるために重要です。

 咽頭の筋肉を鍛えるためには、いくつかのエクササイズがあります。

 例えば、喉を縮めるようにして「ゴクン」という音を出す、ゆっくりと息を吸い込みながら鼻から吹き出す、舌を上の歯茎に押し付けるなどの運動が効果的です。

嚥下の練習

 ここまでは必要ないかもしれませんが、一応記載します。

 実際の食事の中で、嚥下の練習を行うことも重要です。小さなかたまりの食べ物を選び、ゆっくりと嚥下してみましょう。

 嚥下する際には、姿勢や食べ物の適切な噛み砕きも意識しましょう。また、飲み物も少量ずつ飲みながら、嚥下の練習を行うことも効果的です。

ストレスや疲労のケア

 ストレスが誤嚥のリスクを増加させることがあります。ストレス管理や心のケアを行うことで、食事や嚥下に集中する能力が向上し、誤嚥を予防することができます。

 誤嚥以外にも様々な病気に影響が出るストレス、難聴やメニエール病などもストレスが影響しています。

文章だけだと分かりづらいと思いますので以下の記事に詳しく記載しております。

誤嚥予防と自己管理

 誤嚥予防のためには、意識と行動の継続性が重要です。日常生活で食事や嚥下に注意を払い、適切な食事や飲み物の摂取を心がけましょう。

 また、専門家へ積極的に相談を行うことが大切です。

 医師や栄養士、言語聴覚士は誤嚥についてのスペシャリストです。咽頭外科を受診して判断しましょう。

誤嚥チェックリスト

 誤嚥性肺炎のチェックリストですが、チェックが多い場合は飲み込む力が弱まっている可能性があります。

  • のどによく痰がからまる
    「飲み込む力」が弱まってのどに唾液がたまり、これを痰と勘違いすることがあります
  • 唾液が多いと感じることがある
    のどがしっかり上がらなくなると、唾液がのどにたまり、増えた気がします
  • 自分の声の感じが変わってきた
    のどに唾液がたまると、生態がうまく振動せず、のどの反響も悪くなります
  • 食事中や食後にむせることが多い
    飲み込むタイミングの遅れ、飲み込む動きの弱まりなどで気管に入り易くなります。
  • 咳払いが増えた
    「飲み込む力」が弱まると気管に食べ物や飲み物が入り易く、咳ができます
  • 寝ている時に咳をするようになった
    「飲み込む力」が弱まると、就寝中に唾液が気管に流れ込みやすく、咳が出ます
  • 飲み込むに、引っかかる感じがする
    「飲み込む力」が弱まるとスムーズに飲み込めず、引っかかって違和感を覚えます
  • 固形物より液体の方が飲みにくい
    液体は固形物よりも早くのどに流れ込むため、飲み込むタイミングがずれやすいです
  • 食べ物や飲み物が鼻に流れてくる
    鼻に流れるのを止める軟口蓋の閉まるタイミングがずれて、流れ混んでしまっています

チェック数が0個~1個の方は問題なし。
2個~4個の方は「飲み込む力」が弱く、5個~7個の方はかなり弱くなっています。
8個~10個の方は、嚥下障害の疑いありです。
(他の病気の可能性もあり、耳鼻科でチェックしましょう)

まとめ

 今回は若い人でも増えている誤嚥について紹介しました。

 コロナの影響やストレス、食事の方法などの原因が考えられますが、あまりにも誤嚥が多い場合は口腔外科や歯科を受診してみるといいでしょう。

 また、舌のトレーニングなどは飲み込む力だけではなく、顔の筋肉も鍛えるの美容的も効果的です。誤嚥が気になる人は参考にしてみてください。

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