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かまなくてよい相当

ハウスのレトルト介護食「ビーフカレー味」|UDF4「かまなくてよい」流動食

今回はハウスから販売されている、市販のレトルト介護食「ビーフカレー味」の詳細レビューです。

ユニバーサルデザインフード(UDF)区分だと「かまなくてよい」に分類され、介護食では一番やわらかい食事になります。見た目がペーストで、材料も均等なので流動食としても活用できます。

「すりつぶした牛肉と、野菜のうまみやりんごペーストがとけこんだ、まろやかなビーフカレー味のペースト」介護食です。

カレーやシチューを製造しているハウスの得意分野なので期待できる一品です。

*前後のハウス製品

←HS07
中華うま煮味

HS08
ビーフカレー味

HS09→

※番号は介護食Zの独自番号

今回の区分は「かまなくてよい」

「かまなくてよい」前後の区分

← 舌でつぶせる

← かたい

かまなくてよい

ここの区分

ユニバーサルデザインフードの

区分なし

「ビーフカレー味」はユニバーサルデザインフードの「かまなくてよい」に分類されています。

見た目がより一般食に近いのは「舌でつぶせる」。
より柔らかい区分はユニバーサルデザインフードにはなく、流動食に移行していきます。流動食の区分は日本摂食嚥下リハビリテーション学会の分類をご確認ください。

かまなくてよい介護食は流動食とも使用できる柔らかさと形状です。

かまなくてよい介護食・流動食の特徴:

噛む力の目安 固形物は小さくても食べづらい
飲み込む力の目安 水やお茶が飲みづらい
固さ目安 ごはん ペーストがゆ
たまご やわらかい茶碗蒸し(具なし)
肉じゃが ペースト肉じゃが

>「かまなくてよい」介護食・流動食のおすすめこちら

なぜ自分に合った食べ物の固さが大切なのか?

食事の固さが合わないと、食事中にむせることが多くなり、「誤嚥性肺炎」のリスクが上ってしまいます。

あまり知られていませんが、65歳以上の死因第4位は肺炎です。そしてその内の半分が誤嚥性肺炎で亡くなっています。
70歳以上になると更に増え、肺炎の70%以上が誤嚥性肺炎です。80代になると死因第3位に肺炎が入り、その内の8割は誤嚥性肺炎です。

誤嚥性肺炎は発症してから2年以内の死亡率が50%以上。これは進行性のがんと同じくらい死亡率が高いです。健康で過ごすために自分に合った食事の固さを知り、すこしずつ食事を見直していきましょう。

食事の固さ診断はこちら

今回紹介する介護食はこちら

動画で見るハウス「ビーフカレー味」の特徴

現在

動画作成中

動画ではハウスの「ビーフカレー味」を食べて特徴を説明しています。
画像では分からない介護食のサイズ感、実際の料理の雰囲気が分かるのでおすすめです。

このチャンネルでは市販の介護食やシニア向けのお弁当サービスなどもレビューしていきます。また、日常生活で使える介護食のレシピも紹介もしていきます。

是非、チャンネル登録よろしくお願いします!

かまなくてよい「ビーフカレー味」の概要

基本情報

商品名ビーフカレー味
メーカーハウス
UDF区分かまなくてよい
学会分類2-1、2-2相当
容量80g
価格OPEN
形状レトルトパウチ
調理方法湯せん・電子レンジ

調理方法はお皿に移しての電子レンジがオススメです。湯せんの場合、非常に熱く火傷する恐れがあります。熱くなってからの封を切るのは危ないので注意してください。

原材料名

デキストリン、牛肉、牛脂豚脂混合油、小麦粉、りんごペースト乾燥マッシュポテト、砂糖、カレーパウダー、玉ねぎエキス、調整豆乳粉末、食塩、酵母エキス、にんじんエキス、チキンエキス、しょうがペースト、トマトペースト、バターミルクパウダー、ココナッツミルクパウダー、ガーリックパウダー、ガーリックペース /
増着剤(加工デンプン、キサンタンガム)、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、香辛料抽出物、香料、酸味料、(一部に乳製品・小麦・牛肉・大豆・鶏肉・りんごを含む)
「/」以降が食品添加物

栄養素

エネルギー:
100Kcal
たんぱく質:
2.5g
脂質:
4.5g
炭水化物:
12.4g
食物繊維:
0.5g
食塩相当:
0.79g
ナトリム:
310mg
カリウム:
110mg
カルシウム:
11mg
リン:
33mg
鉄:
0.4g
亜鉛:
0.3mg
水分:
59.6g
灰分:
1.00g
賞味期限:
18ヶ月

アレルギー

小麦乳製分大豆牛肉鶏肉
りんご

「ビーフカレー味」の画像

料理の見た目と香りなど

レトルトカレーで一番売れているハウスさんのカリー屋カレーの香りに近い匂いがします。
同じルーで製造されていると思う位香りは似ており、香辛料が効いているので食欲を上がる感じがします。
スキーや学食、などででてくるカレーに似ていて、馴染み深い一品です。

見た目はペースト状になっているカレーです。香辛料であるブラックペッパーが目視でも入っているのが確認できます。
流動性が高く、固形物も均等にペースト状になっているので流動食としても活躍する一品です。

1食で補える栄養素の割合

1日に必要な栄養素に対しての摂取栄養率
例100%MAX
100%
エネルギー
7.14%
たんぱく質
4.72%
脂質
12.50%
炭水化物
6.02%
食物繊維
2.94%
ナトリウム
4.77%
カリウム
4.23%
カルシウム
1.83%
リン
4.13%
6.67%
亜鉛
3.75%

※ 日本人の食事摂取基準(2020 年版)から栄養素を算出
※ 75歳の女性 身体活動レベルⅠを適用。自宅にいてほとんど外出しない者、高齢者施設で自立に近い状態で過ごしている方が基準
※ 同じ年代の男性でも推奨摂取量は大きくは変わりません
※ 介護を受けている人によっては摂取基準量よりも下回ることもあるので目安値として参考にしてください

※ 詳細はこちらのページをご確認ください

「ビーフカレー味」の評価とレビュー

  • おすすめ度
    3.63
  • 美味しさ
    4
  • 価格
    4
  • 3.5
  • 栄養素
    3

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美味しさ:4.0点

「さすがハウスさん!」と思いたくなるカレーレトルトカレーのカリー屋カレーと似たような味がする美味しい美味しいカレーに仕上がっている。
ルゥの製造メーカーだけあって、バランスの良いビーフカレーに仕上がっている。
原材料を見ても、野菜や香辛料のペーストを多く使い、旨味を出すように作られている。また、牛肉の含有量が2番目に多く、肉肉しさを感じられるビーフカレー。

香辛料は普通のレトルトよりも抑えられているが、胡椒は塩分調整のために 少し多めに入れている感じがする。
塩分は低いがピリリとブラックペッパーを感じる。これは好き嫌い、年代によって好みが分かれる点。目視でもペーストに黒い粒が浮いているのが確認でき、これは胡椒で間違いない。
介護食なので辛さを抑え、野菜の牛肉の旨味がしっかり感じられるカレーに仕上がっている。美味しい。
かまなくてよいを探している人はこのかれーは買って損はない。
ただし、カレーという食べ物で高齢者が敬遠しがちかもしれないので、そこは合意のもと購入した方がいいと思う。
スパイスが効いているので一口食べれば食欲増進で美味しく頂けます。

価格:4.0点

私が購入したときは157円で購入。(2022年10月現在)
内容量が80gでかまなくてよい介護食は最安値の価格帯。さすが大手食品メーカーハウスが製造しているだけのことはある。
しかし、他の介護食が11月に値上がりをしているので恐らく価格が上っている可能性あり。

牛肉が二番目に入っているのと、エキス、ペースト系が多く美味しく仕上がる工夫をしている。そんな中、この価格帯で抑え、美味しい介護食カレーを作れるのはハウスさんがレトルト食品やルゥを開発しているメーカーだから。

量:3.5点

80gという量はかまなくてよい人でも満足できる量だと思う。
また、味も美味しいし、最後まで食べ進めることができると思う。小食の人でも80gだと少しずつ時間を掛けれれば食べられる量だと判断。
量、味とも非常に満足なのでこの量は満足。

ペーストだが、野菜や肉の旨味を感じられ、食べている感じがする一食に仕上がっている。香辛料も効いていて食べたいと思える香りで食欲を駆り立ててくれるので量も満足できる。

栄養素:3.0

推奨摂取栄養素の内、飽和脂肪酸を抜かした11種類摂取可能(31種類中)
ナトリウム類は6種類入っており、どれも含有量は多くはないがハウスの「かまなくてよい」介護食の中では少し多めに栄養が摂れる。
カルシウムの摂取量が少ないのが気になるが、カリウム、鉄、亜鉛など大切な栄養素が4%摂れるのは素晴らしい。かまなくてよいでペースト食なので栄養は度外視されている部分があるが、バランス良く入っている一品だと思う。
各栄養素の役割と効果はこちらのページへ

おすすめ度とまとめ

おすすめ度:3.63点

最終的なおすすめ度は3.63点という結果になりました。
3.5点以上のおすすめ度なのでかまなくてよい介護食を探しているいる人は買っても満足することでしょう。味も量も、栄養素、価格全ての項目で評価が高くないと3.5以上にならないのでおすすめです。

まず味が非常に美味しいです。ペーストになっていますが牛肉をしっかり感じられ、野菜や肉の旨味が凝縮されています。少し胡椒がピリリとくるのでそこは注意が必要です。
大味の中にしっかり旨味や出汁も感じられる繊細さも併せ持っている一品です。

価格も安く、介護をしている人には助かる価格帯です。自宅でも作れるペースト食ですが、カレーを作り、ペーストにして、材料が均一になるまで作るのは結構手間が掛かります。
また自宅で作るカレーでは塩分が高く、栄養素も市販の物よりも低い可能性があります。

栄養、量、そしてその人に合った「噛む力・飲み込む力」に合う商品で満足できるこのビーフカレーはかなり満足度が高く、食事の楽しみを再確認できる素晴らしい商品だと感じます

かまなくてよい介護食やペースト食を探している人にはおすすめ出来るので是非参考にしてみてください。

ハウスの介護食はどこで買える

ハウスの介護食は全国のスーパー、ドラッグストアで販売されています。

ただし、店舗によって取り扱いが変わってきます。ハウスの介護食を都内で探し歩きましたが見つかりませんでした。
結局、私はネットで購入することになりました。
もし、近場に取扱いのある店舗が近所にあれば、そちらで購入するのが便利です。

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