

診断の結果、あなたにおすすめなのは「かまなくてよい」食事の固さという結果になりました。
「かまなくてよい」という目安は、ユニバーサルデザインフードの区分にのっとり、算出したあなたに合った食事の固さです。
ユニバーサルデザインフードとは「介護食だけではなく、日常の食事にも食べやすさを配慮した食品規格」です。
4つの区分に分かれており、区分ごとに基準となる食事の固さ形状が変わってきます。

今回の診断結果である区分4の「かまなくてよい」は「噛む力・飲み込む力」が衰えた方向けの固さになります。
ユニバーサルデザインフードの規格では一番「噛む力・飲み込む力」が弱っている人向けの区分です。
食材の見た目はほぼペースト状で、とろみがついている物が多く、固形物があると誤嚥を起こす可能性があるためです。
区分4「かまなくてよい」の目安
噛む力の目安 | 固形物は小さくても食べづらい | |
飲み込む力の目安 | 水やお茶が飲みづらい | |
固さ目安 | ごはん | ペーストがゆ |
たまご | やわらかい茶碗蒸し(具なし) | |
肉じゃが | ペースト肉じゃが |

介護食の中では、「噛む力・飲み込む力」が一番弱っている方向けの「かまなくてもよい」区分。
食事の見た目がペースト状になっている区分で、家庭では料理を作りミキサーをかけるという工程になります。
この区分から初めて、嚥下能力を少しずつ上げていく必要があります。
食事を都度ペーストする手間が大変な方は市販の介護食を活用するのが良いでしょう。
介護される側も色々な味を楽しめるので、しっかり食事をとってくれるようになるかもしれません。
驚くことに、最近の介護食は味が本当に美味しくなりました。市販の介護食をうまく活用して、介護する人が疲れ過ぎないようにしていきましょう。